海外旅行にはトラブルはつきもの。トラブルに遭ってしまうときは遭ってしまうものですよね。( ;∀;)
自分は人見知りな小心者。あまり無茶しないタイプの人間なので、普段(特に初めての土地など)はどこかビクビクしながら旅行しています。笑) そんな自分でもトラブルにはやっぱり遭ってしまってます。
でも今思い返してみると、トラブルに遭った時ってどこか気が抜けていたり油断?していた時のようにも思えるのですよね。
というわけで自分への注意も含めて、今まで経験した危険・トラブルについてまとめてみました!
ちなみに自分はこんな感じです。(・∀・)ノ
・基本小心者(無茶なことはあまりできない性格)
・ワーホリ&海外ボラ経験者(NZ1年・UK2年半滞在)
・英語はペラペラじゃないけど話せる
・旅行した30カ国は主にアジア、ヨーロッパ(北中南米は未経験)
そして、こんな感じの人間があったトラブルがこんな感じです。笑
死んでもおかしくなかったトラブル
舟が座礁しナイル川に落ちた(エジプト/アスワン)
舟が座礁し、その反動でナイル川にブチ落ちました。笑
この事故はエジプトのアスワンというところで、宿で知り合った友達と4人で「ナイル川で舟に乗って夕日を見よう!」と言うことから始まりました。
(↑世界一景色のいいマクドナルドがあるアスワン・ナイル川です。^^)
ナイル川で夕日を見るのは結構流行っていてツアーとかもあったのかな?ただ自分たちは「ツアーは高いから、地元漁師の舟をチャーターしよう!」と地元漁師のおっちゃんに声をかけ(というか向こうからかけてくる)、値段交渉し、舟(小さな帆船)を出してもらいました。
舟はこんな感じ。
・・・のを10倍ボロくした感じ。笑)
夕日はめっちゃ綺麗でした!
ナイル川から見る景色。川。完全なる異国間。サイコー!
そんな感じで浸っていると、舟はどんどん下流の方へ。その日は水かさが普段より少ないのか岩が結構見えています。
それを見てちょっと怖かったけど、
「やっぱ地元の人だからどこに岩があるのかわかるのかねー。」
なんて友達と話してました。
そしたら・・・、見事に1つの岩に舟が座礁!!
「ゴンッ!」
という鈍い音とともに僕はナイル川に投げ出されました。
というか最初は突然のこと過ぎて川に落ちたかどうかもわかりません。気が付いたら水の中にいる感じ。足もつかない。
運良く僕は泳ぐことはできるので、最初は舟に戻ろう!と舟の上にいる友達に手を伸ばして助けてもらおうとしました。だけどなかなかその友達に手が届きません。
(舟も動いてるし、自分は舟頭側に落ちたから舟の側面と比べて水面までの距離が長い。)
そうこうしていると逆に舟が自分に押し迫ってきて、しかもすぐ近くには岩があるから、岩と舟に挟まれそうになります。
こうなってくるともうパニック。
(ちなみに舟を操縦してたエジプト人もパニック。しっかりしろよ。)
これは無理だと急いで舟から逃げて、近くの岩に登って・・・、なんとか助かりました。
結局このあと、すぐに岸に返してもらいましたが・・・、もちろん保証も何もないし、なんならそのエジプト人も「舟が・・・オーマイゴット」的な感じで、自分たちのことで精一杯。
持っていたカメラが壊れて(メモリは無事!)、ナイルの水を飲んだから体調を壊し散々でした。
でも死ななくてよかった!ほんとそれにつきる!!
岩に向かって投げ出されてたら頭打ってそのまま溺れて死んでたかもだし、舟に挟まれても死んでたし、さらにナイルにはクロコダイルもいるみたいだからね。笑
ちなみに・・・、
この時、当時付き合っていた韓国人の彼女もナイル川に落ちました。(というか、落ちてたらしい。違う場所に落ちていたので全然気がつかなかった。)
彼女は泳げないので、そっちの方が大変でした。(というか、大変だったらしい。こっちもそれどころじゃなかった。)
ただ彼女は一緒に乗っていた韓国人の男が川にダイブし、助けてくれたみたいで、無事ケガもなく助かりました。(韓国人の男は皆兵士だからね!)
ただただ泣きじゃくる彼女。
「ケンチャナヨ(気にしないで)」と言い優しく慰める男、ミンホ(仮名)。
ずぶ濡れで寒い寒いとガタガタ震えながら、指をくわえ、その光景をただただ見つめる自分(ヘタレ)・・・。
そしてアスワンの素晴らしい夕焼け。
いろんな意味で一生忘れられない思い出となりました。笑
病院へ行くことになったトラブル
猿に襲いかかられた(インド/バラナシ)
これはインド・バラナシにあるバックパッカーズホステルで起こりました。ホステルで猿に襲われるという・・・!笑
ここのホステルは屋上がありました。
屋上はとってもいい景色で、ガンジス川は見えるし、夕日がめちゃくちゃ綺麗でした。
(夕日好きなんです^^)
・・・とのんびりこの空気に浸っていると、気が付いたら猿がウヨウヨ周りに集まってきているではありませんか!
(↑バラナシにいる猿)
この猿。普段は特に人を襲うことはないのですが、その日は友達のうちの1人が目が合ってしまい、猿が威嚇されたと思い興奮。
そして、僕の背中に飛び乗ってきたのです!
背中に爪が食い込み・・・、
それ自体は「痛たたたたたたた!」というだけだったのですが(まぁ痛いけど!)、でも猿の爪が食い込んで、血が出てきてしまったので・・・、
「狂犬病」
にかかってしまう恐れがあります。
もちろんその猿が狂犬病ウイルスを持っていなければ大丈夫だし、狂犬病ウィルス自体はそれほど強くないので、かかる可能性はとても少ないのですが・・・、
狂犬病発症した場合の致死率100%!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
今この世の中で「狂犬病を発症した場合に治す手立て」がないのですよね。( ;∀;)
というわけで、病院に行くことになりましたとさ。
病院は病院で色々と大変でした。笑
その時のことはこちらに体験記として書きました。
食中毒になり病院で点滴を打った(タイ/プーケット)
お腹が弱めの自分。食中毒にはこれまでに何回かなりました。インド・マレーシア・タイ・etc…
ただ病院に行って点滴を打ったのはタイ・プーケットが初めて!
2日ほどすると体力も回復し、治療費(約5000円)も日本で保険会社からバックがもらえたので、めでたしめでたし。
その時の体験記はこちらにまとめました。
以上が「本当に大変だったなぁー」と言ったトラブルです。
あとはダマされたりボラれたり系ですね。笑
そちらもざっくりまとめてみました。
ダマされた・ボラれた系のトラブル
予約したホテルがもうない(エジプト・ダハプ)
タイトルの通りです。
インターネットから予約したホテルがありませんでした。笑
使った予約サイトは普通の大手予約サイト。
(アゴダとかブッキングドットコムとかそんな感じ。どこかは忘れました。)
空港からタクシーに乗って、そこのホテルに向かってもらったのですが・・・、
(明け方タクシーでダハプに向かう。)
何やらホテル付近でタクシーが行ったり来たり。タクシーの運ちゃんが地元の人にこのホテルの場所を聞き、ようやく着いたと思ったら・・・、「もうこのホテルやってないって!」だって。
マジか!!!さすがエジプト。笑
まぁホテル代も安かったし、安宿だし、移動で疲れてたしどーでもよくなり、すぐに他の場所に連れて行ってもらいました。
ちなみにダハプはめっちゃくちゃ良かったです。オススメの沈没ポイント。笑
払ったはずのお金が消えてる(エジプト・アスワン)
これはアスワンの舟で起こりました。
舟に落ち死にかけた日の前の日も、実は別の舟をチャーターし夕日を見ました。
夕日を楽しみ「あぁ良かったなぁー」とお金を払い舟を降りようとしたところ・・・、
「おい!金が足りねえぞ!!」
と言われました。
4人でお金を集めて支払ったので、お金は事前交渉した金額を払ったはず。
だけどその男の手にあるお金を見てみるとたしかに足りない・・・。
・・・でも4人で確認したので絶対にしっかりと払ったはず。
そうです。
舟を降りようと後ろを向いた時に、その男はお金をいくらか隠したのです。
絶対それしか考えられない。
このあと話を続けても「払った!」「払ってない!」の押し問答が続くだけだし、舟から陸へ行くまでは距離があり何されるかわからないし(他の舟やボロい桟橋を渡り歩かなくてはいけない)、金額も4人で割れば数百円と微々たるものなので、めんどくさくなり支払いました。
でも悔しい!!
「俺はお前らを信用していたのに・・・。」的なこと言って、精神的にも攻撃してきやがってー!!
はぁ・・・。今となってはこうやって笑い話にできたからいいけど!
・・・てか、トラブルほぼエジプトじゃん!笑 モロッコは特に何もなかったのになぁー。
パーティーへ行こうよとダマされかけた(トルコ/イスタンブール)
イスタンブールで仲良く話しかけてきた男にダマされかけました。
最初は仲良く話していたのですが、なんかオカシイ。
その男からは「申し訳ないなー。」と思いながらも怪しいので離れることに。
「悪いことしたかな?」と思ったのですが、同じ手口で近づいてくる別の男が。自分をパーティーに誘ってきました。
あとでネットを調べてみると、パーティーへ連れて行くと行って別の場所に連れて行き、多額のお金を請求してくる詐欺だったみたいです。
少しでも怪しいと思ったらついて行ったらダメですね。汗
その話はこちらに日記として書いてあります。
湖で溺れ掛けた(ドイツ)
ドイツ人の友達たちと湖に遊びに行った時のことです。
ま、単純に言えば、自分の力を過信しすぎて溺れかけました。笑
自分は海が好きで海では足のつかない場所でもある程度泳ぐことができます。
その感じでドイツの湖も泳いだのです。
「あそこの赤いブイまで競争だー!」
と。
・・・ただ、湖って海より泳ぎづらい!そう塩分がないので体が浮きづらいのですよね。
しかもその時自分はすでに運動不足の30代。
バリバリ部活をやっていた頃の学生時代のイメージでいたのもまずかったです。
慌てて岸に戻りましたが、調子に乗ってもうちょっと沖に行ってたら、間違いなく溺れてたと思います。( ;∀;)
ドイツ郊外の穏やかな昼下がり。地元の家族連れで賑わう湖畔。見知らぬアジア人が「Help~~~!!me~~~~~!!!!!!」と叫んでいたことでしょう。
ロストバゲージ(ハンガリー/ブダペスト)
噂には耳にしたことがある「ロストバゲージ」。まさか自分に降りかかるとは思ってもいませんでした。笑
空港について、荷物が出てくるコンベアーの前でバッグを待っていても、待てど暮らせど出てこない・・・。
はい。
まさかー!これかー!!とは思いましたが、日本からの長距離移動で疲れていたし、もうしょうがないので、流れに身をまかせるまま、空港でロストバゲージの手続きをしました。
その時の日記・対処の流れはこちら。
この経験以来、貴重品(パソコンなども!)は絶対に預けず手元に置いていこうと誓ったのでありました。
以上です!
他にも、ボラれることは気づいていないのも合わせれば日常茶飯事だし、変なツアー組まされてイライラしたことも、のんびりしすぎてゲートが閉まり飛行機に乗れなかったこともあります。多分他にも忘れてしまったトラブルもいっぱいあると思います。まぁでも、それを含めての海外旅行なのでしょうか。笑
命・自分の安全の身が一番!
こうして振り返ってみると、やっぱり「どのトラブルも気をつけていれば防げたものかなぁー」と思います。ナイル川に落ちたのも、極論を言えば、お金をケチらず、ちゃんとしたツアーに参加すれば、まぁ起こらなかったと思うし。
でもこういうトラブルもひっくるめての楽しい海外旅行だものね!
ただ自分が死んでしまったらどうにもならないので「危ないかな?」「怪しいな?」と思ったり感じたら、無理せず引き返す勇気も持って、これからも遊んでいきたいなーと思う今日この頃です。(・∀・)ノ
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