南三陸へ移住したきっかけを語ってもらいました!
今日は台風5号の影響で一日中・・・雨雨雨。
せっかく南三陸に来たのにもかかわらず、どこにも出かけることができない。( ;∀;)
今お世話になっている、友達が住んでいるシェアハウスの窓から外を眺めると・・・、
こんな感じで一面の曇り空。・・・ってか雨。
(景色はめっちゃいいよね!早く晴れた景色が見てみたい。)
というわけで、南三陸に移住して来た友達とちょっと語ったりして過ごしました。
新婚ホヤホヤの友達がなぜ南三陸に移住したのか!?
ここに来るまでの間、すごく興味があったんです。
というのも、
その友達(お嫁さん)は福島県出身。
そして旦那様は東京都出身。
南三陸町には縁もゆかりもないんですよね。
二人が一緒に生活していたのは東京都。
お互いの職場も東京都。
そんな新婚カップルがなんで南三陸町に移住したのか。
興味ありません?
なぜはるばる南三陸町へ移住して来たのか。
その理由を色々と聞いてみました!
活き活きと語る友達。
結局3時間ぐらいずっと話してくれました。
二人とも田舎で暮らしたかった!
まず元々は「南三陸へ移住する!」とは考えておらず、
「田舎に暮らしたい」という思いが移住へのきっかけの第一歩になったそうです。
二人とも東京で暮らしていたけれども、東京での生活「合わない」と思っていた。
そして田舎への移住にも興味があった。
友達は福島県の小さな町で育ってきたこともあり、東京での生活よりも田舎暮らしが性に合うと思っていたらしく、
東京都出身の旦那様も「東京は人が多すぎる!」と田舎暮らしを希望していたんだって。
それならば「移住しよう!」という思いはずっとあったそう。
でもこの時は”南三陸”は特に頭になかった。
とにかく”田舎に移住する”。
これぐらいしか決まっていなかったとのこと。
移住先の漠然とした希望は、
【友達】
・自然(特に山)が豊かなところ。
・虫がいないところ。
【旦那様】
・海(料理人、魚を捌きたい)があるところ。
・野球があるところ。
これぐらいしか決まっていなかった。
北海道とかもいいなぁーと、
漠然と考えていたとのこと。
有楽町のふるさと回帰支援センターに行ってみた
そんな移住に対して漠然と考えていた時、
有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」で宮城県の移住セミナーがあるということで、具体的な第一歩として友達が行ってみました。
※ふるさと回帰支援センター
https://www.furusatokaiki.net
そこでは5つの宮城県の町が、1つの町ごとに10分間ずつ町の特徴とか移住したら・・・的なことを説明してくれて、
その後、それぞれのブースで自由に質問できる時間があったとのこと。
友達はその5つの町の説明から「南三陸町」とあと1つ(確か東松島町)に興味が湧いたので、それぞれのブースで説明を受けたら、
「南三陸町」の感じ・フィーリングがすごくあったので、その時点で南三陸町の方3名の名刺をもらい、帰ってきたんだって。
それからはトントン拍子。
その方々と連絡を取り合い、南三陸町の移住体験ツアーに参加したりしながら南三陸の暮らしも体験し、
仕事先なども旦那様が料理人ということで、うまい具合に決まっていき、
(ちなみに資格などがなくても、南三陸に現在求人(正社員)はあるそうです。友達曰く。)
住む場所も南三陸の方がちょうどいい場所(家賃も高くなく、仕事場にも近い)を提案してくれ、
南三陸町への移住は決まっていったそうな。
ではその南三陸へのフィーリングが合った。いいな!と思った理由はなんだったのでしょう・・・。
友達が南三陸町へ移住をいいな!と思った理由
友達が「南三陸町」をいいなと思った理由として、
・強く可能性を感じた。
・人と人の繋がりを大事に町づくりをしていく雰囲気。
・海があり山がある豊富な自然。(しかも空気が海の町独特のベタベタはしてない)
・球団(東北楽天イーグルス)がある。
ザックリだけれども、こんな感じでした。
(忘れてたら後で付け足します!)
南三陸町には海があり山がありと豊富な自然が揃っている。
南三陸町は震災を受け、今復興に向けて新しく色々と取り組みを始めているそうです。
ワインヤードを新しく作ったりだとか、
工房を開設して色々と体験できるようにしたりだとか。
(こちらの作品たちも南三陸の杉を利用して、工房で作られたモノたち。)
それができるのも、
南三陸町のこの豊富な資源があってこそのこと!
海がありすぐそばに山がある土地って、
そうそうないですよね。
南三陸のゆるキャラ:オクトパスくん。
南三陸はタコの水揚げでも有名!2種類のタコが獲れるんだって!
先日はホタテ収穫体験ツアーに参加してみました。(^ω^)
そして新しく復興していくにあたり、
どんな人の意見・アイディアでも活かせるチャンスがあるそうです。
「もし○○をやってみたい!」
そう思ったならば、
南三陸町の人に相談し形にできる雰囲気がある。
友達はその南三陸町の人と人との繋がりを大事に町づくりしていく雰囲気に強く共感したそうです。
都会にいると町を一緒に作るなんて感覚。
・・・全くないですものね。
そこらへんに歩いている人は皆他人だし。
南三陸町は(震災前は特に)町のほとんどの人の顔がわかるぐらいの感じなんだって。
(皆の顔もどこに誰が住んでいるかもわかるから、今でも家の玄関に表札がない!)
その人との繋がりもいいって言ってた。
それに友達は農作業にも元々興味があったし、工房とかでの作業も好き。
ボランティアとかで働かせてもらったり、色々経験できてすごく楽しい♪って言ってた。
また、
南三陸は農地が余っているから、安価で農地も借りれたりするし、
農業を引退したご家庭から、果樹園も借りれたり譲り受けたりもできるんだって!
農作業好きな友達には本当にもってこいの環境!
「フルーツを育てて、そのフルーツでケーキとか作ったら最高だよね!」
とか瞳をキラキラと輝かせながら語ってくれました。
そして、そのアイディアを形にしやすい環境もある南三陸。
友達が移住先を南三陸に決めた理由はその可能性にありました。
友達だけじゃなくて、
同じように農業や新しいことに挑戦したく南三陸に移住してきた人もたくさんいるみたいです。
移住してきて自分の家を自分の手で作り始めた人もいるそう。
友達が活き活きと語ってくれる姿を見て、
なんだか自分までワクワク元気をもらった今日この頃でした!
p.s.
南三陸町は今、とにかく人手不足なんだって。
仕事の求人募集はあるし、
公務員までも募集しているんだって。
農家も新しい人に渡したい土地があったりする。
でも人が集まらない。
きっと日本中には公務員になりたい人はいるだろうし、
働き口を探している人もたくさんいるよね。
どうしたら人と人を上手に繋ぐことができるんだろう。
なんだかこの南三陸の環境、
勿体無いよなーと友達の話を聞いて思いました。
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