深夜特急(沢木耕太郎)1巻、読んでみました!
バックパッカーのバイブルと言われていた
深夜特急(沢木耕太郎)の1巻、読んでみました!
この本のパワーは
実際にこの深夜特急を読んでバックパッカーとして旅に出た方にあって
思い知らされていたのですが
なるほどーと
たしかに読んだら旅に出たくなる!
マカオでの賭博のヒリつく感じ・・・たまりません
(以下ネタバレ注意です)
主人公の作者の沢木耕太郎さんは
事前にガイドブックは見ないで、現地で情報を仕入れ
心赴くままにプラプラ旅をする!と言った感じの旅スタイルで
これからどんなことが起こっていくのだろう・・・と
読んでいてワクワクしてきます
特に自分がおもしろかったのは
マカオでの賭博!
サイコロの数字の大小を当てるゲームをやるのだけれども
サイコロの結果が早く知りたくて
途中の文章を飛ばしちゃって横目で次のページのサイコロの大小を確認しちゃってたもんね 笑)
あの勝負のヒリツく感じ
ほんとにおもしろかった
読んでいてちょっと嫉妬もしました
あと読んでいてちょっと嫉妬もしちゃってます
というのも、この沢木耕太郎さん
結構怖いもの知らずで危険なこともやっているんですよね
だからその分、おもしろいことに出会っているというか
例えば
香港で見ず知らずの人に宿を紹介してもらうとき
車で怪しい雑居ビルに連れていかれ
結局その雑居ビルが実は連れ込み宿的なとこでそこに泊まることになるのだけど
自分だったら、まず怖くて車に乗れないと思う・・・
ビビりなんでね
・・・まぁ今この本を読んだ後でも
乗らないかな・・・きっと
マカオのカジノも
結構なお金かけて大勝負してるんですよね
全くのシロウトなのに・・・
そして、カジノのカラクリもなんとなーく暴いて
負けずに帰ってくる感じ
かっこよくないですか?
自分だったら、2,3千円スッたところで
諦めて、嘆いて、帰ってくるだけですよきっと 笑)
たぶんこの人、かっこいい人なんだろうなーと
男の自分でも感じます
なんかね、ちょっとした考え方とか行動がかっこいいんですよ
この本が書かれた時代と今の時代のギャップにびっくり
あと、本の最後に沢木耕太郎さんと山口文憲さん(同じく作家)の
対談があるのですけれども
この本が書かれた時代と今とのギャップにびっくり!
山口さんはベトナム戦争の時、20歳そこらで
ベトナム戦争を離脱したアメリカ兵をソ連に逃す手助けをする活動をしていたとか
すごくないですか?二十歳そこそこで・・・
お二人とも1947年生まれ
戦後間もない時期です
そう考えると
今でこそ海外旅行に行っても
ネットで調べれば何かしら情報を仕入れることができるけれど
当時はそんな手段なんて全くないだろうし
そんな中で見ず知らずの土地に旅に出てたなんてことを考えると
あらためてすげーなーとかっこいいなーと思いました
そんな感じで読んでいて楽しかったので
第2巻もアマゾンの古本コーナーで注文しました (^^♪
たしか70円ぐらいだったかな
送料込みで300円ぐらい
楽しみです!(^-^)
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