昨日宿の屋上で猿に引っ掻かれてしまったため、狂犬病予防のため、注射を受けに病院に行ってきました。
(引っ掻かれた日はホーリー祭だったので病院がやっていなかった。)
(ちなみに狂犬病は発症するとほぼ100%死んでしまう(=治す手立てがない)らしいです。)
・・・私、体調不良で死んでいたため、この日のこと、ほとんど記憶にありませんが・・・。
(友達が付いてきてくれました。)
というのも、猿に引っ掻かれてしまったのもそうなのですが、
ホーリー祭で体に大量の粉をかけたからか、ガンジス河の水を大量にかけられたからか、
それとも無差別にいろんな人々とからまりあったためか・・・、
cf:何でもありのインドホーリー祭!もみくちゃにされてまくってると、いつもの悩みがちっぽけに思えてきた
昨日の夜から体調が急に悪くなってしまい、下痢と吐き気で死んでました。
・・・というわけで、もうヘロヘロな状態で、
途中トイレに行きたくなっては、近くのお店でトイレを借りながら、病院に行きました。
病院へは大通りでトゥクトゥクを捕まえて、
ドライバーのおっちゃんにわけを話し、
ゴードリアという交差点すぐ近くにある病院に行きました。
(宿のおっちゃんに聞くと「ゴードリアに行け」と教えてくれました。)
ちなみに大きな病院といっても中は清潔とはいいがたい感じで、
(まぁインドだからしょうがないよね)
こちらが病院の入口。
トゥクトゥクのおっちゃんに連れてこられなければ、まずわかんなかったと思う。笑)
そして、こんな感じの場所にある病院なので、正直注射を打つのは怖かったのですケドね。
でもしゃーないです。
注射の前に塗られる消毒の綿は乾燥しきっていて、まったくスースーしないし、
「ほんとこれ大丈夫か?」(´・ω・`)
といった感じだったけれども 笑)
めっちゃ散らかりまくりの病院の机の上。全くスースーしない綿は画面右下にあります。笑)
しかも、注射を打つときに、
なぜかトゥクトゥクのおっちゃんまでも、後ろから自分の腕を握りつけ、
なぜか、
「strong! strong!!」
と言いながら押さえつけてくるので、
正直めっちゃ怖かったしね。
(トゥクトゥクのおっさん・・・あんた素人やん・・・。))
(しかも今気が付いたけど、注射してくれた人の顔、ホーリー祭の色残ったまんまじゃん w)
でも注射器は新品のものを袋から取り出して使っていたし、
こっちはもう下痢&吐き気で何も考えられない状態だったので、
ほんとなすがまま状態で注射を打たれてきました。
ちなみに、合計4本の注射を打たれてきました。
左腕に2本、そして両肩に1本ずつです。
ちなみに1本は狂犬病の注射。
肩に打つ筋肉注射ですね。
そして、
・・・残り3本は・・・ナゾです。笑)
(ちなみに日本に帰ってきてあらためて病院に行き、インドでもらった診断書を見せたところ、3本中1本は破傷風の注射でした。・・・ただ、残り2本は・・・未だにナゾ!笑)っていうね。笑)
バラナシでもうろうとする意識の中では、「きっとお腹の注射なんだろうな・・・。」と思っていたけれど、日本のお医者さんは「下痢の時に注射なんて打たないケドなぁ・・・。」なんて言ってるし。
そして・・・、
診断書の字が汚すぎて、病院のお医者さんでも読めないっていうね。
一番下の字は狂犬病注射の診断内容です。
ちなみに「0,3,7,14,28day」というのは、注射を打たなくては(狂犬病ワクチンを体内に入れなくては)行けない日です。0が初めて注射を打った日として、3日後、7日後・・・といった感じで数えていきます。
私は0と3日後は打つことができたのですが、そのあとは日本に帰国予定なので、日本で続きを・・打ちます。(‘ω’)ノ
ちなみにちなみに、診断してもらい、注射4本打って、この日の診察料・・・
なんと・・・たったの500ルピー!(≒1000円)
安すぎです!!!
もし猿に引っ掻かれてしまった場合は、なるべく粘って、インドですべて打ち終えた方がいいかも?!
トゥクトゥクのおっちゃんのファインプレー
ちなみに、トゥクトゥクのおっちゃんにゴードリアの病院まで連れて行ってもらったのだけれども、
ぶっちゃけ、ゴードリアの交差点はバラナシの中心部にあるので、
全然歩いて行ける距離でした。
ただ、自分が下痢&吐き気で瀕死状態だったので、
トゥクトゥクに乗りました。
(確か300ルピーぐらい払う。そしてこれ絶対払い過ぎ。)
そして、そのトゥクトゥクのおっちゃんなのですが、
病院の受付やら、先生への対応やらすべてやってくれて、結果的に本当に助かった。
おっちゃんが対応してくれたおかげなのか、注射を受けるまで結構スムーズで、待ち時間もほとんどなく病院を後にできました。
(きっとね、ワイロ払ってたと思う。)
(※後日自分が今度は友達を連れて行ってわかったのだけれど、受付で10ルピー渡したら、順番をすっ飛ばしてすぐにお医者さんのところへ案内してくれました。)
だからもしかしたら現地のトゥクトゥクのおっちゃんを連れていくといいかも?!
というわけで注射を受けた後は、
ヘロヘロになりながら宿に帰り、1日部屋で泥のように寝てました。
p.s.
【もし猿に引っ掻かれたり噛まれてしまった場合・・・。】
すぐに患部を洗いましょう。15分ぐらい念入りに洗うらしいです。
狂犬病の菌ってとっても弱い菌らしいので、洗うだけで、大半の病原菌が死滅するといわれており、洗うことはとっても重要!
そしてすぐに病院に行き、狂犬病の予防注射を打ってもらいましょう。
英語ができなくても大丈夫です。わかる単語をまくしたてれば大丈夫!
猿(monkey)、引っ掻いた(scratch) とか 噛む(bite)とか言ってジェスチャーすれば大丈夫!
伝わるもんです。
ちなみに狂犬病って犬だけかと思いきや、猿とか猫とかコウモリとかにも潜んでいるので、とりあえず動物に噛まれたり引っ掻かれたりした場合は、疑った方が間違いはないですよね。
あと、狂犬病の病原菌は、唾液に含まれているらしいのですが、引っ掻かれた場合も、狂犬病の犬や猿の唾液が爪についている可能性もあるので、やっぱり病院に行って注射を打った方が賢明だと思います。
可能性は超低いかもですけど、・・・でも、1度発症してしまったら、限りなく100パーセントに近い死が待っているんです・・・。
それを思ったら、ちゃんと病院に行った方がいいかな、と個人的には思います。
ま、噛まれたり引っ掻かれたりしないことが一番なのですケドね!
p.s
【なぜ猿に引っ掻かれてしまったのか】
ちなみに、バラナシの猿はあまり人に害を与えないと言われているらしいです。
そして、今回私がなぜ引っ掻かれてしまったのかといいますと・・・。
自分が宿泊している宿の屋上には、よく猿が来るようになっていて、相手にしなければなんてことないのですが・・・、
ちょうどそのとき、私の友達が猿と目が合ってしまったのですよね。
で、猿が威嚇してきてしまい、・・・その末に、猿が私の背中にドンと乗ってきました。
その際に、背中とひじの辺りに猿の爪が食い込んでしまい、出血してしまった・・・。
とこんな感じです。
「出血した」(bleeding)もキーポイントみたいです。病院で聞かれました。bleeding?と。
出血してしまったら、必ず病院に行きましょう。
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