中国語を毎日使わなければいけない環境で
国立大学の語学学習のためのコースにはいり勉強していました。基本的には午前中は中国語の授業、午後は選択制で希望者のみ中国文化や中国武術などを学ぶことができました。住まいは、大学の敷地内にある学生寮でした。基本的には留学生は留学生のみの建物で、その中に800人ほどの学生が住んでいました。2人部屋か1人部屋か選ぶことができましたが、せっかく海外にでてきているのだからコミュニケーションを中国語でとる練習をしたいとおもい、2人部屋を選びました。最初のうちは意志の疎通がはかれずとてもこまりましたが、毎日否応なしに中国語を使わなければいけないという環境をつくったことは結果的によかったと思っています。
友達もでき、生きた中国文化を学ぶことが出来た
留学生は基本的にはアルバイトをすることは禁止されているので、就業体験はできませんでした。しかし、日本語学習のボランティアや日本文化紹介のイベントのボランティアなどが定期的にあったため、そういったものに参加したりしていました。どこの大学にも日本語学科というものがあり、日本語を学習している学生がいます。彼らはとても学習に熱心で日本人とのランゲージエクスチェンジを希望している人も多々います。お互いにお互いの言語を教えあってレベルアップしていくことができるランゲージエクスチェンジ。私ももちろんやっていました。お金もかかりませんし、友達と遊ぶ感覚で中国語を勉強でき、また、中国の文化を体験させてもらったり、中国人の考え方を知ることができたりといいことづくしでした。たった1年間という限られた期間でしたが、とても楽しくあっという間の1年間で、この語学留学で得られたものはとても大きかったです。恋愛などしている暇もないほど、ほかのことが充実していました!
ささこさん 留学先:中国 2010年
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